2018/04/29 00:21
レーザーパットとアライメント&キャリブレーションガイドを使って自分の振り幅と距離感の精度を上げよう
Step 1: バックストロークの距離感
0(ゼロ)の赤いラインにパターを合わせる。
赤いレーザーのスイッチをオンにする。
練習したいバックストロークの距離に赤いレーザーポイントを合わせる。例えば 30 cm の長さのバックストロークを練習するのであれば、パターフェイスからちょうど 30 cm のところに赤いレーザーを合わせる。
Step 2: ボールを使わずにストロークの距離感を練習
次に、パタースイングをしてバックストロークの長さの感覚を身につけ、毎回ストロークの長さが同じになるように心がる。
バックストロークで赤いレーザーポイントを0(ゼロ)の赤いラインのところに移動させる。
この動作をバックスイングの “apex (エイペックス)” と言います。この “apex” がいつも同じように出来るまでボールを使わず何度も繰り返し練習して下さい。赤いレーザーポイントで習得する距離感は「目に見えるテープメジャー」になります。
プロからのアドバイス:バックストロークの長さが分かればもうパターを見る必要はなくなる。自分のストロークの “apex” に注意しながらバックスイングを練習しよう。
Step 3: ボールを使ってストロークの距離感を練習
ボールをアライメント&キャリブレーションガイドの側におく。
ステップ2で練習したように同じバックストロークの長さでボールをパッティングする。
バックストロークでボールの後面(パターフェイスとボールが当たる場所)に赤いレーザーポイントが当たるまでゆっくりとテークバックする。
時計の振り子のようにテークバックのスピードと同じスピードでパターを前に持って行きボールを打つ。
ボールが進んだ距離をパッティングデータに記録する。
バックストロークの正確な ”apex” に注意しながらこの動作を繰り返します。そしてパッティングの距離を記録していきます。もし ”apex” のポイントが同じならパッティングの距離もいつも同じでなければなりません。
この練習の繰り返しで常にパッティングの距離を確実にすることができるのです。もし ”apex” のポイントが同じであるのにもかかわらずパッティングの距離が違っているのならストロークの力加減を調整する必要があります。
バックストロークの長さがパッティングの距離を決めるのであってストロークの力加減ではないのです。決してストロークの強弱でパッテイングの距離を調整しようとしないで下さい。
Step 4: 結果のデータ収集
色々な ”apex” ポイントで赤いレーザーポイントの距離を設定して記録をとります。そして「バックストロークと距離」の関係をデータ化してみましょう。そうすることで、それぞれのバックストロークの長さとパッティングの距離との関係が理解でき、自信をもって完璧なパッティングができるようになります。このようにレーザーパットで練習を続けることで、距離・リズム・スピードの感覚が身につきすぐに上達するでしょう。
プロからのアドバイス:20フィートのパターであっても2フィートのパターであっても、バックストロークの長さがパッティングの距離を決定する。つまりパッティングの距離が大きくなればストロークの長さも大きくなるのだ。
説明ビデオ: 赤いレーザーで距離をマスターしよう